マスゴミなんて呼ばないで!【おかしなスポーツ新聞事情】

スポーツ新聞記者が紙面に載らない裏話を書き綴ります

就職活動でスポーツ新聞社に受かる人ってどんな人??

さまざまなスポーツの現場で、最前線で取材を行うスポーツ新聞記者。紙媒体が衰退の一途をたどっている現状で、以前ほどの人気はなくなってはきているものの、やはりスポーツが好きな学生にとっては、魅力的な職業なのではないでしょうか。これは私にとっては、希望的観測ではありますが・・・

 

 

今回は近年の傾向から、どんな人が新聞記者に受かりやすいか、といった分析を行ってみたいと思います。

 

通常スポーツ新聞の試験は、筆記試験→面接(2、3回)と言った一般企業と大差のない方式で行われています。よって一般常識の勉強に加え、新聞を読むという基本的なことをやっていれば、筆記はパスできる可能性が高いでしょう。

 

これは私の感じる傾向ではありますが・・・若手の大学レベルは年々低下しているような気がしますね。かつては早慶、時には東大なんて記者もちらほらといました。今でも早慶や国立大出身の記者が多いことも事実ですが、最近はトップクラスの大学卒の志望者は減少傾向にありますね。だから一流大学卒じゃなくても、十分にチャンスがある時代にはなっています。朝日、読売など一般紙はまだまだ学力ハードルが高いようですが・・・

 

さらに学力が高いから、すぐれた記者になるというわけでもありません・・・特にスポーツ新聞記者は、選手や関係者などと仲良くなって、特ダネを取ってくることが求められる仕事なので、高いコミュニケーション能力が求められる点などは、営業の仕事と重なる部分が多いかもしれません。最低限の文章力は必要ですけど、そんなものは入社してからでも十分鍛えられるので、特に学生時代に書く練習をしていたほうがいい、というわけでもないと思います。

 

逆に面接官の中には元記者がたくさんいますので「僕、原稿に自信あります!!」なんて素人の大学生が面接でアピールすれば、あまりいい心証は与えないかもしれません。

 

近年の新入社員は定番の野球部など体育会出身者(これは以前から多いですが)、大学の新聞部出身者(やっぱり先輩がいるからなのか・・・)に加え、変わった経歴、元芸人や、世界中を放ろうしてきた経験を持つ人、加えて他企業での経験を持つ第2新卒が増えてきています。

 

特徴的な経歴を持つ人は、そこを前面に出してアピールし「自分はおもしろい人間です!」とアピールすることが合格への近道です。やっぱり面白い人間が書く原稿は、面白いというのは定説なので。

 

そういった経験がない人におすすめなのは、ソーシャルメディアへの強さをアピールすることです。新聞社のお偉方は、まだまだ頭が固い古い人ばかり。それでも近年は紙だけではなくネット上での報道が多くなっていますので、自分たちのわからない領域に強い人間は求める傾向にあります。

 

次の回では、各スポーツ紙の採用の特色なんかも探ってみたいと思います。