マスゴミなんて呼ばないで!【おかしなスポーツ新聞事情】

スポーツ新聞記者が紙面に載らない裏話を書き綴ります

世界一記者が多い球団は阪神タイガース?? ちょっとおかしな関西スポーツ紙事情

第2回はちょっとおかしな関西のスポーツ紙事情をお伝えしますね。

関西のスポーツ新聞でもっとも大きく扱われるスポーツと言えば・・・そうです、阪神タイガースです。

 

スポーツ新聞は、実は東京発行のもの、関西発行のものと同じ社でも内容が違います。その日のトップニュースを1面とよばれる最も前面のページに載せるのですが、関西で最も多く1面をかざるのは阪神タイガースです。

 

 神戸新聞を母体に持ち、兵庫県に本社があるデイリースポーツは言わずとしれたタイガース新聞ですね。よくワイドショーでも、他のスポーツ紙が話題の芸能ニュースなどを1面で取り上げている日でも、ぶれずに阪神の1面を貫くことで話題になっています。

 

 またサンスポ、ニッカン、スポニチの3社は、関西版でのみ阪神を大幅に扱います。だから東京での紙面と、大阪での紙面がまったく違うものになりますね。

 

 ラストの報知は、こちらは巨人の親元でもある読売新聞の系列会社ですから、関西でも迷いなく巨人一面が多いです。

 

 関西では報知を除いた各社が、阪神担当に最も多い記者の数を置いています。その人数は年によっても変動しますが、虎番と言われるその数はデイリー、サンスポ、ニッカン、スポニチは各社7~10人ほど。報知でさえも2~4人ほどもいるようです。次に多いのは巨人番で、報知が6~8人ほど、他各社は2~3人です。他

競技は基本的に各社サッカー担当は各チームひとり、相撲担当が2、3人、ゴルフ担当が2、3人、五輪系スポーツの担当が3,4人(五輪前には増える傾向があります)、といったところでしょうか。

 

 ざっと計算してみると、最大で44人の記者が毎日阪神タイガースを追いかけていることになります。ここにテレビの取材陣も加わると総勢100名以上に・・・これはメジャーでの取材経験もある記者が「ヤンキースより多い。おそらく世界一では・・・」と驚いたと言います。

 

 関東と関西でがらりと違うスポーツ紙事情、これにまつわる話は色々とあります。もっとも人数が多く、競争も激しい虎番におけるおかしなエピソードは数々ありますので、また違う機会にでも書きたいと思います。

 

 次回はスポーツ新聞の就職活動、採用試験などについて書きますね。