マスゴミなんて呼ばないで!【おかしなスポーツ新聞事情】

スポーツ新聞記者が紙面に載らない裏話を書き綴ります

スポーツ新聞はつぶれてしまうのか!!!

初めまして!

私は某スポーツ新聞社で記者をしております、MARUと申します。

 

昨今インターネットメディアが主流となり、紙離れが叫ばれる昨今、これからスポーツ新聞はどうなってしまうのでしょうか。スポーツ新聞の発行部数は、年々減少の一途をたどり、私たちのお給料も一向に上がりません(涙)。10年後には、もしかしたらなくなってしまっているのかもしれません。。。

 

 とはいえ、私も一生懸命、面白い記事を書いてスポーツ新聞を盛り上げようとしている記者のひとりです。ここでは私の経験を元に、日頃スポーツ新聞記者がどうやって取材し、記事を書いているのか、といった仕事紹介や、ここがヘンだよ、スポーツ新聞といった奇天烈な裏話などをつづっていければと思います。

 

またこれから記者を目指す人のために、採用試験やどんな学生が合格しているか、といったお話ものせていければと思っています。さらにスポーツ新聞愛読者の方々に楽しんでいただけるブログにできれば、と思いますので、よろしくお願いします!!!

 

 

 

 まず、スポーツ新聞社ってどんなもの? というところからご案内しますね。

 スポーツ新聞には、日刊スポーツ(ニッカン)、スポーツニッポンスポニチ)、スポーツ報知(報知)、サンケイスポーツ(サンスポ)、デイリースポーツ(デイリー)、東京中日スポーツトーチュウ)があります。

 これらを指して、関東ではスポーツ6紙と呼びます。ちなみに関西では東京中日が販売されていませんので、スポーツ5紙と呼びます。加えて名古屋には中日スポーツ(中スポ)、福岡には西日本スポーツ西スポ)、北海道には道新スポーツ(道新)といった地方に軸足を置いたスポーツ新聞もあります。東京スポーツ東スポ)や夕刊フジも同じようにスポーツ紙と思っている方もいらっしゃると思いますが、それらは夕刊紙と呼ばれて夕方にキヨスクに並ぶジャンルで、朝に発行されるスポーツ紙とは厳密には違います。

 

 各スポーツ紙には特徴があって、さらに関東と関西でまったくカラーが違ったりします。まずわかりやすいところで言えば、プロ野球球団との関わりがある新聞社ですね。報知は読売系なので、やはり読売ジャイアンツの記事量では圧倒的です。さらにトーチュウと中スポは関東と名古屋で呼び名が違いますが実は同じ会社で、こちらは中日ドラゴンズ情報ではナンバーワンです。

 

 スポーツ紙は朝日、読売などの一般紙の子会社のようなもの(正確に言えば、別会社なのですが)なので、朝日→ニッカン、読売→報知、毎日→スポニチ、産経→サンスポ、神戸新聞→デイリー、東京新聞トーチュウといった形)ですね。

 ですから、朝日新聞が巨人軍の裏金問題を報じてもめていたときなんかは、報知では読売新聞とともに、思いっきり巨人擁護の記事が載ります(苦笑)。それでもジャーナリストか!!! というご批判はごもっとも。しかし自社の親玉のことを、悪く言うわけにもいかないといった事情も、ご理解いただけるのでは、と思います。

 

 第2回では、ちょっとおかしな関西スポーツ紙事情について、書きたいと思います。