読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マスゴミなんて呼ばないで!【おかしなスポーツ新聞事情】

スポーツ新聞記者が紙面に載らない裏話を書き綴ります

将棋界の若き天才がまさかの!! 4月24日スポーツ紙一面

驚きましたね。

 

ニッカンの一面に。

 

「14歳藤井くん 羽生に勝った!!」

 

将棋の最年少プロ棋士藤井聡太4段(14歳)が、羽生善治3冠(46)を破った記事が、まさかの一面です。

 最年少棋士が、将棋界の頂点に君臨する羽生さんに勝ったことは、日本の将棋界にとってすさまじいニュースでしょう。

 

しかし・・・正直に言わせてください。

 

「みんな、将棋にそんなに興味あるんですか??」(笑)

 

スポーツ新聞は、たまーにこういったトリッキーな一面をつくることがあります。

 

これはやっぱり他紙との差別化をはかるためでしょう。

 

この日はスポニチ、報知、サンスポ、デイリーはすべて

 

「井岡 具志堅に並んだ!!」

 

でした。

WBC世界フライ級王者の井岡一翔が、5度目の防衛に成功して、伝説の「ちょっちゅね王者」具志堅用高が持つ国内ジム所属の世界戦最多勝利数14に並んだ記事ですね。

 

 

正直、私は個人的にはボクシングも大して好きではないので???なのですが、まあ将棋より理解はできますよね。

 

もちろん将棋をバカにしているわけじゃありません!!

スポーツ新聞という媒体の中で、やっぱりトップニュースは多くの人たちが興味を引かれるものを取り上げるべきではないかな、と思うわけです。

 

だから私はもっと日本で野球と人気を二分するサッカーは、もっと1面に出してもいいんじゃないのかな、と思うことは多々あります。

 

私はスポーツ新聞の中の人間なので・・・

 

もしフラットな目で見たご意見をお持ちの方がいらっしゃったら、教えていただけるとうれしいです。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

4月23日 2人の天才バッターが二分・・・スポーツ各紙一面 

遅くなりましたが、きょうの一面です

 

ニッカンとサンスポは

 

 

 ミラクル早実、清宮82号

 

春季高校野球・東京大会で早稲田実業の清宮が、高校通算82本塁打を放ち、さらにチームは8回に一挙10点を奪って大逆転勝利をおさめたことを報じています。

 

今年のドラフトの超目玉でもある超高校級スラッガーの話題は、今後夏の甲子園が近づいて行くにつれても、さらに盛り上がっていきそうです。

 

一方で報知&スポニチ

 

「坂本、イチ流秘打!」

 

と巨人・坂もっと阪神戦で地面すれすれのボールを、まるでゴルフスイングのようなバットコントロールではじき返し、貴重な2点タイムリーを放った場面を、イチローの打撃に例える形で取り上げていましたね。

 

坂本は今やジャイアンツの顔として、バッティングだけではなく守備でも華麗なプレーを披露しています。本当に花のある選手です。

 

とこの4紙はプロ野球界とアマチュア野球界から、注目のバッターを取り上げました。

 

ちなみに・・・

 

デイリースポーツは、阪神が敗れたこともあって、競馬が一面でした。

 

デイリーは阪神が勝てば一面の「デイリー」という題字のーが、虎のしっぽになることは有名です。

 

さらに競馬の日は、馬のしっぽになるんですね。

 

みなさんぜひ注目してみてください。

 

しかし昨日はJリーグでも、ジュビロ磐田中村俊輔が、鹿島アントラーズ相手に強烈なミドルシュートをたたき込み、チームを勝利に導いたというニュースもありました。もちろん、どこの新聞も1面には採用していません。

 

最近はサッカー人気が野球人気に追いついてきた、なんて話はありますが、スポーツ新聞の世界では、まだまだその扱いには天と地ほどの差がありますねえ・・・

 

 

 

 

 

 

4月22日 スポーツ紙各紙一面 フィギュア界の王子と大記録あと一歩で二分

おはようございます。

 

きょうもスポーツ紙一面から、各紙の傾向をお伝えしますね。

 

 

まずサンスポ、報知は

 

羽生、さあ平昌へ」(サンスポ)

 

羽生の逆襲」(報知)

 

フィギュアの国別対抗戦で前日にショートプログラム7位と出遅れた羽生弓弦が、フリーで1位となったニュースを取り上げていますね。

 

羽生くんって、コメントなんかをみていても、本当に王子様って感じでセルフプロデュースが上手いですよね。

 

そしてニッカン、スポニチ

 

菊地、珍完封

 

 

西武の菊池雄星投手が、日本ハムを相手に1回先頭打者の1安打のみに封じ、今季初完封を飾った左腕を取り上げていました。

 

ちなみにデイリーはもちろんタイガース。

 

「福留、決勝3ラン」

 

ですね。。。

 

ちなみに、なぜ報知とサンスポは羽生、ニッカンとスポニチが雄星という選択肢になるかと言うと…

 

報知は読売グループなので巨人、サンスポはフジサンケイグループなのでヤクルトという、会社事情によるイチオシ球団があるんですね。だから他のチームを一面に持ってくる回数というのは、かなり少ないんです。

 

一方、ニッカンとスポニチは、特にそういったしがらみがないので、プロ野球に関しては西武でも、日本ハムでも、ソフトバンクでも、その日のトップニュースをバランスよく一面に持ってくる傾向がありますね。

 

ちなみに・・・

 

デイリースポーツは特に阪神タイガースとの関係はないです(笑)

 

関西では報知をのぞき、どこも阪神が一面でしょう。

 

それだけタイガース人気がすごいということですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月21日 スポーツ紙一面 野球界のレジェンドが発したセンチな言葉

おはようございます。

 

 

きょうスポーツ各紙一面にいってみましょう。

 

日刊スポーツ

 

イチ、狙ってホームラン!!

 

マーリンズイチローが、かつて所属したマリナーズの本拠地・セーフィコ・フィールドで放った今季第一号本塁打を取り上げています。

 

メジャーリーグでは、リーグをまたいだ交流戦は、チーム数の多さから数年に一度しかありません。イチロー自身の「印象に残るわね、これは」という言葉が、この一発の重みを物語っていました。

 

43歳のイチローが、マーリンズにいるかぎりは、次にマリナーズと対戦するのは6年後の予定だそうです。

 

日本だけでなく、いまだにシアトルでは伝説的な選手として、絶大な人気を誇るイチロー。これがセーフィコ・フィールドでみせることができる最後のプレーかもしれないという思いが、少なからずあったのでしょうか。

 

サッカー界のカズのように、いつまでもプレーを続けて欲しいような気持ちにされる一面でした。

 

サンスポ、スポニチも同じくイチローです。松井秀喜氏をこえて日本人メジャーリーガー最多の761打点としたところもクローズアップしていましたね。

 

一方で報知ジャイアンツの試合がなかったこともあい、意外な選択に。

 

宇野、羽生に3連勝!!」

 

フィギュアスケート男子の宇野昌磨が、国別対抗戦の男子ショートプログラムで羽生弓弦を抑えてトップになったことを伝えていますね。

 

浅田真央さんが引退し、羽生くんがひとりで日本フィギュア界の重圧を担うのかと思いきや、伸び盛りの19歳の活躍が大きな話題になっていますね。

 

そしてデイリースポーツは、負けてもいつも通り安定の阪神タイガース

 

上本、攻めろ

 

の大見出しで、金本監督が中日戦で守備のミスからチームの敗戦を招いた上本選手におくった言葉をピックアップしました。

 

原稿を読みましたが、上本選手はミスに無言を貫いたようです。

 

さまざまな思いで言葉が出ないことも理解できますが、やはり説明はしてほしいですよね。

 

 

 

5紙中3紙がイチローを持ってきたのですが、やはり世の中のひとはイチローが好きなんでしょうか。

 

サッカー界ではカズが50歳ゴールで大きな話題をさらいましたが、イチローもそういった存在になっていくのかもしれませんね。

 

 

きょうからは東京ドームで伝統の巨人阪神3連戦が行われます。

 

昨年の広島、日本ハムの優勝も盛り上がりましたけど、やっぱりプロ野球は巨人、阪神でしょ、という方はまだ多いと思います。

 

ぜひこの両チームには頑張って欲しいと思います。

 

 

  

 

 

 

 

 

4月20日 スポーツ紙1面 あのお騒がせ女優の事件が・・・

おはようございます

 

きょうの各紙一面を紹介しますね。

 

やはり目を引いたのは

 

日刊スポーツの坂口杏里、恐喝です。

 

小見出しで「坂口良子、悲しすぎる・・・」とやり、AV女優に転身してから借金問題なども取りざたされていた2世タレントの凋落ぶりを一面に持ってきました。

 

続いて報知は

育成出身 篠原 プロ初登板初勝利!と好調巨人から明るい話題できましたね。

 

先発の高木勇がボールの直撃で降板するアクシデントで巡ってきた登板のチャンスに、結果を出した苦労人を、一面に持ってきました。

 

スポニチ、サンスポも同じく「篠原、プロ初勝利」でした。

 

サンスポは小見出しで「史上初 育成出身 でかした26歳」とやり、育成ドラフトの出身者では初めてとなるプロ初登板初勝利の偉業をたたえていましたね。

 

この篠原、プロ入り前は四国の独立リーグで7年間もプレーし、当時は年俸100万円というところかははい上がってきた雑草男だそうです。

 

やっぱりこういったシンデレラストーリーは、一面で読みたいなという気がします。

 

一方でデイリースポーツは安定のタイガースですね。

 

鳥谷 悲劇

 

試合の状況を知らない人が見たら、何事かと思うでしょう笑

 

金本監督の記録を抜いてプロ野球史上単独2位となる、1767試合連続出場を果たした阪神の鳥谷が、9回にまさかのサヨナラエラーです。

 

自らの節目の日に、痛恨のエラーとは・・・なんとも間の悪い話ですが、そこはさすが虎の機関紙・デイリースポーツ。こんな醜態も、鳥谷が14シーズンの間も出続けてきたということと、昨季はレギュラー落ちしましたが、今季は打撃好調で復活したという点にポイントを絞り、美談に仕立てていますね。

 

昨日の状況を考えると、おそらく報知、デイリー以外の3紙は、坂口杏里の1面という選択肢を検討したはずです。

 

そんな中で、1面に持ってきたのはニッカンのみ。

 

げすいニュースではありますが、駅売りでは思わずニッカンを手に取ってしまう方が多いのではないでしょうか。

 

 


マスコミ・広告・出版業ランキングへ

きょうのスポーツ各紙の一面は??(4月19日)

ちょっと今回は趣向を変えて、各スポーツ紙の一面をご紹介していくことで、きょうの日本スポーツ界のトップニュースを探っていきたいなと思います。

 

まずは日刊スポーツ

菅野、完封の大見出しで、巨人菅野が熊本で自己最少3安打完封、地方9戦7勝と相性の良さを発揮した原稿ですね。菅野はWBCにも出場した日本のエースですから、文句なしといったところでしょう。

 

スポニチ

同じく『菅野、完封』。火の国パワー、難攻不落の鬼エースとの小見出しもつけ、セリーグ1番乗りの完封をトップニュースにしています。

 

巨人と言えば・・・の報知も当然ですね。

『菅野、完封』「熊本が大好きになりました」というコメントを見だしに、震災からの復興を目指す熊本にエール、といった内容ですね。

 

ちなみにサンスポも『菅野、完封』ですね。

 

一方、デイリースポーツはもちろんタイガースです。

 

大見出しは『中谷、救った!』

 

正直、中谷って多くの野球ファンにとってもなじみのない名前でしょう。

 

記事によると、疲労のたまった福留を休ませるために先発出場し、試合を決める活躍をみ

 

せたようです。

 

こういった全国的に無名の選手を一面に持ってくる当たりは、さすがデイリーです笑

 

ちなみに、報知以外の4紙は、関西版では阪神が一面のようですね。

 

 

 

一面は新聞社にとっては、顔です。

 

その顔にどういった選択をするのか、各紙のカラーが出てきて面白いところですね。

 

きょうは人気球団・巨人のエースが快投ということで、菅野の一面が多かったのですが、

 

今後は違った展開になる日も多く鳴ると思いますので、継続的に追いかけていきたいなと

 

思います。

なぜマスコミは家にまで押しかけるのか?浅田真央さんの実家直撃から思うこと。

前回書いた千葉の事件に続き、またもマスコミが批判される記事を発見しました。

 

それはある週刊誌が先日引退を発表したフィギュアスケート浅田真央さんが、201

1年に亡くなった母親の墓前に引退の報告に訪れる前に実家で直撃し「真央、母の墓前

に引退を報告」といった感動仕立ての記事です。

 

真央さんは先日行われた引退記者会見の席で、思いを丁寧に、話していました。

 

トリプルアクセルに言葉をかけるとしたら?」といった難解な質問にも、「なんでも

っと簡単にとばせてくれない

 

の?」と100点満点の解答をするなど、多くの人の心を打った会見でした。

 

では、なぜそんな会見があったにもかかわらず、まだマスコミは真央さんを追いかけ回

すのでしょうか。

 

その理由はただ一つ。

 

社内へのアピールです!!!

 

新聞も雑誌もテレビも含めた報道者が、最も力を注ぐのは、自分だけが持っている情報

を世間に出すことです。

 

例えば真央さんと個人的に親交が深く、引退前に独占インタビューなどが取れれば最高

ですよね。

 

しかし近年では、各アスリートもマネジメント事務所と契約し、情報のコントロール

行うようになりました。

 

特定のメディアをひいきするより、広く情報を発信することで、選手の価値を高めてい

こうという考え方ですね。

 

そのために、各メディア独自カラーを出しにくくなっているんです。

 

でもそんな報道規制の網をかいくぐり、独自の取材を行うことが出来れば、やはり社内

での評価は上がります。

 

たとえその取材に、たいした内容、深みがなかったとしても「努力を買う」といった風

潮があります。

 

だから記者は、他の取材者が行きにくいと思う場所、自宅やお墓といったプライベート

な空間にも、入り込んでしまうのですね。

 

記者には例えば営業職の売り上げのように、はっきりと数字で評価される指標がありま

せん。

 

そういった背景が、無謀で、常識を逸脱したような取材方法へとつながるんですね。

 

そういう私も、若手時代には取材対象者の自宅まで押しかけた経験があります・・・

 

追い返されたこともありますし、そこで自宅に招き入れられ、丁寧に取材を受けていた

だいたこともあります。

 

しかし今感じることは、やはり取材対象者ともある程度の信頼関係を築かないと、いい

記事は書けないということです。

 

今回の真央さんの記事は、会見後としては初の肉声ということで、需要はあったのかも

しれません。

 

しかしこれば、本質には一切切り込んではいません。

 

若手の記者が、功を焦って突撃取材を繰り返し、そこで関係構築に失敗して「出入り禁

止」になった例もよくあります。

 

長い目でみれば、そんな記者がいい原稿など書けるはずがありません。

 

取材する立場としては、遠慮はいらない、でも配慮は必要だ。

 

今回のブログを書いていて、若手時代に先輩に教わったそんな言葉を、もう一度思い出

すことになりました。